こちらでは、手ぬぐいをリメイクした『子ども用ズボン』の作り方を紹介しています。
乾きやすく通気性の良い素材の「手ぬぐい」
毎年、夏になると100均にもたくさん並びますよね。
色も柄も豊富なので
思わず手に取ってしまう方も多いと思います!
ミシン初心者の方でも作れますので、ぜひ試してみてください♪
ミシンを使って約15分(ちょっと時間かかりますが、手縫いでもOK)
ミシン初心者…だからこそ!
“簡単に作れるモノ”を考えるのが好き♡
手作りして楽しむ暮らしを満喫中♪
薄手で乾きやすく、トイトレの時期にはありがたや~な存在になりました。
ご覧くださーい♪
手ぬぐいで作る「子ども用ズボン」の完成サイズ
作るとこんな感じ。
80~90cmというサイズです(1~2歳くらいが目安)
キャンプ柄の手ぬぐいを使用。ロープの結び方などのイラストが付いています。
こちらはセリアで買いました。
深めのグリーンで、アウトドア感があります。
ちょっとダボついているので、サルエルパンツ風と言っても良いのかも。
手ぬぐいズボン作りに必要なもの
- 手ぬぐい1枚
- ゴム50cm(パジャマ用がオススメ)
- ハサミ
- 糸・針
- 定規
- アイロン
- ゴム通し
今回は、ミシンで作ります。縫いやすい布なので、初心者の練習にオススメです♪
時間は掛かりますが、頑張れば手縫いでも行けると思います。
手縫いの場合は、手縫い用の糸を準備してください。
手ぬぐい
毎年夏になると、100均には色とりどりの手ぬぐいが並びますね!
夏らしい花火柄やスイカ柄なんかもあるので、お部屋に飾ったりインテリアにも良いですよね。
今回は、深めのグリーンなアウトドア柄にしました。ロープの結び方や、キャンプグッズのイラストが個性的で一目ぼれです♡
本当にたくさん種類あるので、いざ買おうと思うと迷う方も多いと思います。子どものズボン作りに適した選び方をまとめてみました。
ズボン用の手ぬぐいの選び方
このポイントを押さえれば
手ぬぐい選びも怖くない!
①てぬぐいのサイズ
かなり重要なのがサイズ!
手ぬぐいそれぞれ、サイズって違うのですよ。
ラベルなどに書いてあるので、確認してから購入しましょう。
今回購入したものは、 縦33cm、横90cmでした。
サイズは横が長めのものを選ぶと良いです!短いと太ももの所がムチムチになります(汗)
②色
濃いめの色の手ぬぐいを選ぶのがベストです。
白っぽい色だと、下着やオムツが透けてしまいます。
汚れも目立ちにくいので断然濃いカラーがオススメです。
濃いめの水色くらいなら、透けも気にならない程度です。
③柄の向き
横向きにした状態で作りますので、柄の向きが縦長のものは向きません。
不安な方は、上下左右関係なくランダムに柄がプリントされているものを選ぶと良いです。これなら作る時も、向きを気にせず出来ますね。
大きな柄でも小さな柄でも、それぞれ個性が出てステキなズボンになりますよ~。
ゴム50cm(パジャマ用がオススメ)
ウエスト部分に入れるゴムを準備します。50cmあればOKです。(不安な方は数センチ長めに)
『パジャマ用』と表記のあるものだと、締め付けが優しく伸びも良いですよ。
今回は手芸店で購入したコチラを使用します。
ゴムの伸縮が良い感じで気に入っています♪10ミリ、15ミリとラインナップがあるようですので、お好みの太さをお使いください。
柔らかいゴムにすると、脱ぎ履きしやすいですよ♪
手ぬぐいズボンの作り方(1~2歳サイズ)
まずは「手ぬぐいズボン」作り方をざっくり説明します。
- STEP1水通しも兼ねて、洗濯しておく
- STEP2中表で横半分に折り、横1センチの所を縫う
- STEP3上の部分を2.5センチ折り返し、ゴム通し口を開けて一周縫う
- STEP4股部分を袋縫いする
- STEP5裏返し、ゴムを通す
こんな感じ。
何のこっちゃ~と思うところもあるかと思います…。私の文章力のなさ(笑)
でも大丈夫。やってみたら簡単です!この後写真付きで説明していきます!
STEP1.水通しも兼ねて、洗濯しておく
手ぬぐいは『綿』で出来ています。
作った後に、洗濯するとおかしな感じに縮むことがあるので、事前に水通ししておきます。
過去に水通し失敗してますー(泣)
今回は、洗濯機でジャブジャブ洗いました。(今後ズボンになってからも、洗濯するから問題ないかな…と思った)
乾いたら、アイロンを掛けておくと作りやすくなります。
STEP2.中表で横半分に折り、横1センチの所を縫う
中表(なかおもて)と読みます。
内側に表が来る(中が表)ので中表です。
まず、裏返した状態で横半分に折ります。
横を待ち針で留めて、1センチの所(青いライン)を縫います。
こんな感じ。
STEP3.上の部分を2.5センチ折り返し、ゴム通し口を開けて一周縫う
ウエストのゴムを通す部分を縫って行きます。
柄に向きのある手ぬぐいの場合は、上になるところを縫ってくださいね。(間違えると逆さまになります)
上の部分を2.5cm折り返し、待ち針で留める
裏向きの状態のまま上の部分を2.5センチを折り返します。折り返したら、待ち針で留めます。
アイロンで押さえました。
この手ぬぐい…。
奇跡的に2.5センチの所に
ロープのイラストがあって
めちゃ便利でしたー♪
ゴム通し口を開けて縫う
ミシンにセットした時に、布端をこのラインに合わせると真っすぐ縫いやすいです。
元からある縫い目に重なるように縫えるので、仕上がりもキレイになるのですー。
ゴム通す部分は忘れずにあけておきます。丁度、STEP2でサイドを縫ったところ(布の重なり部分)を空けておくと分かりやすいです。
縫えたら、表に返す
表に返しますと、こんな感じ。
ちょっと形になってきたー♪
ちなみに、ここでゴムを通せばスカートになります!これでも良いかな~なんて思ってしまう(笑)
STEP4.股部分を袋縫いする
袋縫いってなんぞや~?と思う方もいると思いますので簡単に説明すると…
袋状に縫って、縫い目を隠す手法です!
仕組みが分かれば簡単なんですよ。
股になる線を描く
股になるラインを描いていきます。
細身の体型なら、8センチでもOKです。
うちの子ムチムチなの…。という方は6センチくらいが良いかもしれません。
上の図のように、中央に印を付けて半円のような線を描いてください。
線の上を縫う
ここだけ、曲線になるのでゆっくりミシンを動かすと良いです!
縫ったらこんな感じになります。
ハサミでカットする
線の横3ミリくらいで切ります。
縫った糸を切らないように気を付けてください!
この『はぎれ』も活用!
4歳の娘のリボンヘアゴムに変身しました♡
裏返し、アイロンをかける
裏返し、アイロンを掛けます。待ち針で留めます。
待ち針の正しい留め方が分からず…自己流なので、違っていたらごめんなさい。
端から5ミリを縫う
大体で良いので、端から5ミリの所を縫います。
こんな感じ。
こうすることで、布端が包まれて中に入ります。
袋みたいになります!
実は私、ジグザグミシンがどうも苦手で…。
必ずぐちゃぐちゃになるのです。これなら、ジグザグしなくて良いから個人的に好きです。
ジグザグミシンが
苦手な方にオススメ!
STEP5.裏返し、ゴムを通す
ここまで来たら。もうすぐ♪
裏返して、50cmに切ったゴムを通します。端を結んで、中に入れ込みます。
今回は結んでいますが、
ゴム同士を縫い付ければウエストもスッキリします♪
お疲れさまでした。
これで完成です♪
奥にある「ひまわり柄」も夏らしくて気に入っています。
↓↓作り終わった後に、お揃いのリボンも作れます。
さいごに
今回は100均で買える手ぬぐいをリメイクした『子ども用ズボン』の作り方でした。
薄手で軽いので、お出かけ時の着替えとしても重宝してます。
しかも、この手ぬぐいズボン…。なんと前後がありません!
どっちでも履けちゃう手軽さ!
まさに、自分で着替えたい年頃にはピッタリ!
生地も縫いやすいので、ミシン初心者の方の練習にもオススメです。
何と言っても、布端の処理が最低限で済むので最高なのですよ~♪
難しい型紙もないので、最低限の手間と時間で出来る簡単なズボンだと思います。
思ったより簡単なので
この夏、ぜひ作ってみてください♪
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